日台ハーフが歌う、パイワン族語歌

文化

タカシ・ラパイ・ヨネダさんが歌う

第1回在日台湾原住民連合会豊年祭にて

もう1年前になってしまいましたが、第1回在日台湾原住民連合会豊年祭の動画をご紹介いたします。

歌っているのは、現在台湾で医師として活躍中のタカシ・ラパイ・ヨネダさんです。ラパイさんは、お父様が日本人、お母様が台湾原住民パイワン族という、ハーフ(ダブルと言うべきかな)です。

パイワン族とは

台湾原住民のパイワン族については、「台湾原住民族との交流会」からの引用を貼っておきますので、ご参照くださいね。

パイワン(排湾族)は人口8万2千人あまりで、台湾南部の屏東県全域のほか台東県の南部に居住している。もっとも人口が多いのが屏東県来義郷で、その他瑪家郷、三地門郷、泰武郷、春日郷、獅子郷、牡丹郷のほか、台東県の大武郷と太麻里郷などに散在している。日本時代の分類ではルカイとプユマが含まれる場合もあり、緊密な親戚関係にある人々も多い。

 パイワンは伝統的には厳格な社会階級制度があり、頭目、貴族、勇士および平民といった四階級に分けられている。頭目は世襲制で一番目に生まれた子が男女を問わず継承権をもち、頭目だけに許された名前を名乗る。社会的地位は名前によって見わけられるが、最近の傾向としては頭目や貴族を自称する人々が増えている。以前は頭目や貴族だけが特権的に華麗な衣装を身につけていたが、一般の平民も許されるようになっているため、以前よりも階級差が目立たなくなっている。伝統的にはスレートでつくった石造りの家に住み、祖霊の物語や家の起源を貴族は家の前面に彫刻し、平民は衣服の織り方や刺繍で表現した。現在は鉄筋コンクリート造りの家に住んでいる人々が多いが、ひと眼でパイワンであるとわかる彫刻や絵が描かれていることが印象的だ。

文責:山本芳美

台湾原住民族との交流会サイトより引用

曲のご紹介

伝統歌曲

1曲目の鈴を使った歌は、勇士舞という、青年が狩りや戦争に行く時などに踊る、輪踊りの時に歌う歌です。最近は、粟の収穫祭などでも集落の青年会でよく歌われています。

歌曲説明 : Takashi Lapai Yoneda (タカシ・ラパイ・ヨネダ)

現代歌曲

2曲目は、現代の曲で、atja Kama cemas (親愛なる天の父、神様)という歌です。神様の、集落、家族、自分に対する加護に感謝する内容の歌詞です。

歌曲説明 : Takashi Lapai Yoneda (タカシ・ラパイ・ヨネダ)

YouTubeの動画

YouTubeの動画をご紹介いたします。

2022年7月31日東京で開催された、「第1回在日台湾原住民連合会豊年祭」の会場での動画です。

歌唱 : Takashi Lapai Yoneda (タカシ・ラパイ・ヨネダ)

2022年7月31日(日)東京にて Takashi Lapai Yoneda

第1回 在日台湾原住民連合会豊年祭

パイワン族×日本人ハーフのお医者さん、ラパイさんトーク

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