9月17日18日に台湾東部で震度6強2度の地震が起きました。被災された方々へお見舞い申し上げると共に、早期復興をお祈りいたします。
2日目のステージ
昨日とは打って変わり、台風14号の中で迎えた「タイワンプラス」2022年二日目。大雨の中、文字通りの「参戦」でした。
滅火器 Fire EX.
トリをつとめたのは今や台湾の国民的バンドとなった、滅火器 Fire EX. 彼らのステージが始まる頃には雨も上がりました。その影響もあるでしょうが、かなりの聴衆が集まったのは、やはり滅火器 Fire EX.ならではだと思います。１日目には縦横に計60席ほど並べられていた椅子が、この日は横に1列10席ほどに減らされていました。椅子を減らした方が大人数が会場に入れるからでしょうね。私はその椅子席に坐っていました。リハーサルが始まった頃にはすでに椅子の後ろ、横はすごい人数でしたね。モッシュになってしまわないか、またステージが始まったら立ったほうがいいのか少し悩みました。結果、モッシュにはならず、坐っている人たちは最後まで坐ったまま、秩序を保ちながら、熱い熱い応援をすることができました。私は感激のあまり涙が出そうになりましたよ。
舒米恩 Suming
実は一番期待していたのが舒米恩 Sumingのステージ。彼の応援のために「在日台湾原住民連合会」のTシャツを着て来たのです。温かくて柔らかい中に、たくましさのあるボーカルが胸に響きました。大雨の参戦下、愛嬌のある笑顔に癒されました。舒米恩 Sumingはステージの後、サイン会をしてくれたんです。私は滅火器 Fire EX.を見たかったので並びませんでしたが、サイン会の列は、大雨の中に関わらずかなりの長蛇になっていました。人気のすごさが分かりますね。
黄玠 Dadado Huang
今年の「タイワンプラス」には、2023年に開催される「世界客家博覧会」を紹介するブースもありました。そういうこともあるのでしょうか、1日目のトリが羅文裕、そして２日目には黄玠 Dadado Huangが出演しました。リラックスして聴ける曲が多かったです。日本の聴衆へ向けてのサービス精神も多盛で、一生懸命に日本語を話してくれるところに、人柄の良さも感じました。高橋留美子の「めぞん一刻」や「うる星やつら」を愛読しているそうで、「ラムちゃん、大好き！」と言った時の笑顔が可愛かったです。
米莎 Misa ミサ
２日目の最初のステージがMisa ミサ。ざあざあ降りの大雨の中、熱心に応援している人も多かったです。彼女も客家人なんですね。Misa ミサと共演したのは「東京中央線」。台湾で活動している日本人バンドです。台湾の音楽フェスでよく見かけました。知る人ぞ知る実力派です。今度台北のライブハウスで、少しお酒でも飲みながらゆっくり聴きたいものです。
２日めの李安娜 アンナ・リー
司会の李安娜 アンナ・リーさん。2日目は乙女チックなラブリーなお洋服。大雨の中でも相変わらず元気で可愛らしかったです。
タイムテーブル
マーケット
ネオタイワン超新台湾
戦利品はこれ。300円也。台湾には「藍白サンダル」というものがあるのですが、それをマグネットにしたものです。台湾通をうならせる台湾土産。
丸徳フルーツの純果実吧
美味しかったマンゴーシェイクをまた飲みたかったのですが、大雨だったのとライブ席確保のため、伺う機会を逃してしまいました。後藤ゆかり先生にもお会いしたかったのですが。
2023世界客家博覧会
今年のステージは客家人アーティストが多かったですね。それは来年のこのイベントの関係もあるのでしょうか。台湾旅行が解禁になったら私もぜひ足を延ばしてみたいです。
最後に
１日目は9月とは思えないほどの夏日。すっかり日焼けしてしまいました。2日目は打って変わって大雨。私はレインコートで参戦しました。舒米恩 Sumingの応援用に「在日原住民連合会」のTシャツを着ているので、それが見えるようにと透明のレインコートを着て来ました。それが実は、五月天 MAYDAYの2017年のライブで配られたものだということは内緒にしておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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